SHERLOCK3 空の霊柩車

前ブログからのお引っ越し記事です。
「SHERLOCK」とベネさんにはまったのはこの頃から。
もうすでに視点が萌え路線です^^;
 


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ずっと前に録画しておいた番組をこの夏に観ようと、ふと観始めたNHKの「SHERLOCK3」。
前に第1シリーズの「ピンク色の研究」だけ観てそれっきりになっていたのですが、すっ飛ばしていきなりライヘンバッハの滝後(ドラマの舞台は滝ではないですが)から観てしまいました。
 
原作でも有名なエピソードなのでほとんどの方がご存じだと思いますが、ドラマのネタバレもありますので、ご注意下さい。
 
 
 
 

3の第1話「空(から)の霊柩車」の感想です。
シャーロック(ベネディクト・カンバーバッチ)が死んだと思いこんで、悲しみに沈む日々を送るジョン・ワトソンマーティン・フリーマン)。
一方で、アンダーソンを始めとする人々は、ビルから飛び降りたシャーロックが生きているという考えを元に、さまざまな仮説を立てて検証していました。
 
その仮説が極端すぎて爆笑ものです(笑)
バンジージャンプ説、犯罪王モリアーティと実はゲイのカップルで、二人で計画してるとか…^^;
このドラマは、シャーロックとジョンがしょっちゅうカップルに間違えられて、ジョンがそれを必死に否定するっていうのがお約束になってますが、腐女子をキャッチしようっていう意図が見えますね(笑)
 
ジョンはこの2年の間に、彼を支えてくれる女性メアリーと出会いました。
いよいよプロポーズ…という席で、ウェイターに化けた(化けるための小道具を調達する手口が鮮やかすぎて必見です)シャーロックが、なかなか気づいてくれないジョンにアピールするのが面白いです^^
けっこう大勢の人がシャーロックが生きているのを知っていたことに、怒り爆発のジョンから散々な目に遭うシャーロック^^;まあ、当然ですね(笑)
 
世間的にも無事生き返ったホームズは、兄マイクロフトから頼まれた、地下組織のテロ防止のために捜査を始めます。
ジョンが殺されそうになって、それをシャーロックが助けたおかげで、何となくまた一緒に捜査をすることに。
この時に出てくるホームズ兄弟の両親は、ベネさんの本当のご両親だそうです。お二人とも俳優さんなのですが、共演できたのは嬉しかったでしょうね^^
 
テロ犯が仕掛けた爆弾を解除するはめになるシャーロックとジョン。
この危機的状況を悪用してジョンから「許すよ」という言葉を引き出す知能犯のシャーロック(笑)ジョンに甘えてるんだなあ…
当然ながら、解除の仕方が分からない振りしてただけで、その後さっさと爆弾のスイッチを切るシャーロックなのでした(笑)
 
シャーロックが、ワトソンの目の前でどのようにビルからの飛び降りトリックを行ったかの種明かしがされますが、ラストは煙に巻いた感じになってるのも面白いです。
タイトル「空の霊柩車」は、アンダーソン達の会の名前でもありましたが、シャーロックは生きてるよ、ってことですね。
 
原作のエピソードを押さえつつ、現代の機器を駆使したNEWホームズの捜査がユニークな本シリーズですが、第3シリーズを観ると、シャーロックの人間的な面がかなりクローズアップしてるように思います。
3-2では、ジョンの結婚式のベストマン(新郎の付き添い役)まで務めてしまうという(笑)
 
第3シリーズを観終わってから、観てない前のシリーズを全部観たのですが、やっぱりアイリーン・アドラーの出た回はインパクト大でしたね~
 
すっかりこの世界にはまり、ベネさん本人にも興味が…。海外スターに関心をもったのは久しぶりです。一般的な美青年、っていう感じじゃないのですが、シャーロックにはほんとぴったりの英国的風貌だなあと思います。
舞台で鍛えた素晴らしい演技力、アクションも自分でやりたい実践派、そして深みのあるあの美声。映画「ホビット」では、竜のスマウグの声も演じています。
 
やっぱり、原作も久しぶりに読んでみないと…と思ってます。
最後に読んでもうウン十年経ってますから、細かいところは覚えてないんですよね^^;
ドラマも、シャーロキアンへのサービスエピソードをいろいろと入れてあるそうなので、原作(シャーロキアンは正典というらしいです)を読むと、もっとドラマが楽しめそうです。
せっかく光文社文庫から出ている新訳ホームズ全集を全部揃えたので、この機会に読んでみようと思っています。