アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン  監督 ジョス・ウェドン

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地元の小さな映画館で上映してることを知って、がんばったんだな~と。
でも、観終わったあと、受付の人が知り合いの観客と話していて、海外物は観に来る人が少ないそうで…せっかく、スクリーンで観るのにふさわしい作品が来てるので、ぜひ大画面で楽しんでほしいです。

さて本編です。ネタバレありますのでご注意下さい。

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前回手に入れたロキの杖にはまった石のパワーを使って、ウルトロン計画(平和を維持するための計画)を進めようとするトニーですが、ロボットのウルトロンは独自の考えを持って、人類を抹殺しようとします。

ウルトロン役にジェームズ・スペイダー。演技派で、ドラマでエミー賞も受賞しています。
若い頃は繊細な雰囲気の美形男子で、「レス・ザン・ゼロ」でRDJと共演していますね。私も彼の出演作は何本も観ましたが、一癖ある役が多いんですよね。今回の出演で「ようやく息子たちが楽しめる役に出られる」と言っていたので、できればパンフに顔も載せてあげてほしかったです。
今回声とモーションキャプチャーだけの出演でしたが、声が素敵なので、すごく印象的な役になっていたと思います。

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今回は、アベンジャーズのヒーロー以外の私生活の部分がかなり描かれています。
クリント(ホークアイ)に家庭があって、良き夫、父親だというのが、メンバーにも初めて分かります。
トニーがすぐには理解できずに、クリントの家族を「エージェントだ」と説明するのが面白いです(笑)
ヒーローだって普通の生活をしたいですよね。奥さんとしては、夫がちゃんと戻ってくるかいつも心配してないといけないので大変ですが…
だから、クリントはアベンジャーズより家庭を取ったんですね。そういう生き方もあっていいと思います。

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そして、ブルースとナターシャの恋愛。ハルクが、彼女の言う事だけは理解して、おとなしくなるところ、二人の思いの通じ合いを感じます。
ブルースと言えば、トニーとの科学組のシーン、好きです。ウルトロンについて相反する考え方を持っている二人ですが、科学を通して平和を実現しようと思っている事は同じで、研究している時お互いを理解して尊重し合っていることを感じます。自信家のトニーもブルースには一目置いていますね。

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ワンダ(スカーレット・ウィッチ)と、ピエトロ(クイックシルバー)の双子の姉弟、見せ場が多かったです。ピエトロ役の人、「キック・アス」で人気が出たのだとか。観てないので知らなかったんですが、なかなかかっこいいです。
二人ともこの役で複数契約してるそうなので、クイックシルバーも今後復活しそうですね。

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キャップは、ワンダが見せた幻覚の中で、ペギーと約束していたダンスを踊っていたのが切ないです。
あと、トニーと対立してしまうところが見所ですね。他のキャラに比べて今回はやや引いた役どころだったかも。

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ソーのムジョルニアをみんなで持ち上げる競争をしてるシーンが楽しいです。パーティでワイワイって感じで。誰も持ち上げられないんで、内心自慢気だったソーですが、あとで新キャラのヴィジョンが何でもないように持ち上げてしまったのを見て、負け惜しみを言ってるのが笑えます(笑)
でも、ムジョルニアが、「自分を持つに値する人間」としてヴィジョンを認めたという、大切なシーンでもあるのです。

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アクションはとにかく疾走感がすごくて、目で追うのが大変でした。
カーアクション、列車アクション、空中アクション、何でもありなんですが、一番印象に残ってるのが、始めの戦闘シーンで、アベンジャーズが横並びに飛び出すシーンです(笑)
スローモーションかかってるのが見やすかった?(笑)ていうか、かっこよかったです^^

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メカではハルクの暴走制御専用、ハルクバスターが登場しますが、全体的にちょっと寸詰まりでかわいくて(笑)
何か他のキャラに似てると思うんですが、何なのか思い出せません^^;

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マーベル作品のパンフレットを初めて買ったのですが、情報量が多いので驚きました。しかも楽しく読める工夫がいろいろされています。このパンフはおすすめですよ~♪

今回ロキは出てきませんでしたが、また出てくるといいですね。
次のアベンジャーズはストレンジ参戦もあるかも?そうするとベネさんとトムヒの共演なんて…期待が膨らみます^^