美女と野獣  監督 ビル・コンドン

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アニメ版が大好きなので、これはぜひ劇場で観たいと、車で1時間かけて行ってきました。娘が一緒なので吹替版がいいと言うかな?と思ったのですが、娘もハリポタ以来エマちゃんが好きなので、本人の歌が聴きたいということで字幕版にしました。これはもう字幕版で正解!でした。

まず、王子が野獣に変えられた出来事を始めに見せてくれてるのがいいです。これがあるとないとでは説得力が違ってきます。道化てる王子の化粧がすごかったですが^^;

そして、動画でも流れてた村でのエマちゃんの歌。ほんと美しい歌声で、彼女の歌が流れると心が洗われるようでした。アニメ版と同様、音楽に乗った流れるような動きも素敵でした。

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野獣はリアルでしたね~。でも中はダンさんなので目が優しいんですよね。頭が大きいし角もあるし、体も上半身を大きく見せてるので、きっと動きにくかっただろうなと思ったら、顔と首から下は別撮りの合成なんですね。さすがにダンスしてベルを抱えて回るのは無理だと思ってました。ダンスのシーン、美しかったです。ベルと言えば黄色いドレスですが、裾の飾りが魔法で付くところが素敵でした。
野獣とベルの心の通い合いも丁寧に描かれていて良かったです。

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ユアンが演じてるルミエール、イアンのコグスワース、アニメの通りのいいコンビで、特にお茶目なルミエールには笑わせてもらいました。さすがユアン、いいテンポ持ってますね^^
ポット婦人とチップの親子にもほのぼのしました。人間に戻ったチップ役の子がかわいかったです。
ガルドローブ役の人、歌が素晴らしかったですが、ジュリアード音楽院卒の声楽家なんですね。そう言えばお父さん役のケヴィン・クラインもジュリアード卒なのだとか。
みんなが協力して、ガストンと共に来た村の人々を追い返すところ、アニメ以上に楽しかったです^^

さて、そのガストンですが、もう、一番目立ってました(笑)出てるシーンも多いし、どのシーンも賑やかで。みんなでガストンを称える歌を歌うところ、いいですね♪ル・フゥとのコンビも笑わせてくれました。
とにかく歌が最高!です。ルークの歌の上手さは前から知ってましたが、ミュージカルで歌い上げられると迫力です。
ガストンのクズ男ぶりも遺憾なく発揮してて、ルーク、楽しそうに演じてました(笑)

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瀕死の野獣が王子になるところ、アニメ版でもいつも感動してしまうのですが、実写版でも同じ音楽が使われていて、思わず涙が…。王子に戻ったダンはさすがの気品でした。どちらというとひげ顔を見慣れてるので、つるっとしたお顔が新鮮でした。でもちょっとベルと年が離れすぎかな?って気もしましたが。
王子の時の美形ぶりはぜひ映画で観て頂きたいので、ロンドンプレミアでのエマちゃんとのツーショットを載せます。

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退屈するところもなく、終始楽しく観ることができました。エマちゃん、素敵に美しいお嬢さんになったなあ…と思わず母親のような気持ちで観てしまいました(笑)

パンフレットが映画の前には「売り切れ」と書かれていてがっかりしてたのですが、観終わって出てきたら入荷してて無事買えました^^素敵なパンフレットだったので買えて良かったです。