ＳＨＥＲＬＯＣＫ４ Ｅ２
Ｅ３放送目前ですが、Ｅ２のあらすじと感想です。全力ネタバレですのでご注意下さい。
あと、原典の「瀕死の探偵」にも触れています。
あと、原典の「瀕死の探偵」にも触れています。
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メアリーの死と、ジョンに拒絶されたことで、シャーロックはドラッグに頼って憔悴した様子です。
そんな中、病院を経営しているカルヴァートン・スミスの娘が、依頼にやってきます。何だか気が合うのか、チップスを一緒に食べる二人（笑）
でもシャロの精神状態は悪くなる一方で、部屋にスミスの写真を貼りまくり、ピストルを持ち出して乱射する始末です。
見かねたハドソンさんはジョンに直訴。協力を取り付けて、その場であけた車のトランクの中には手錠をかけられたシャロが＾＾；
もう、ハドソンさん最高です！＾＾真っ赤な高級車をぶっ飛ばしてきて、しかもトランクって（笑）さすが波乱の人生を乗り越えてきている女傑ですね。彼女の活躍がなければ、ボーイズの距離は縮まらないままだったんじゃないかと思います。Ｅ２でのハドソンさんはこれだけじゃなく要所でいろいろと語ってくれてます。
取りあえず仲直りした二人は、一緒にスミスの病院を訪れます。
看護師達や、入院中の子供達から大歓迎されるシャーロックですが、ジョンの人気はいまいちです＾＾；
スミスがどういう犯罪を犯しているのか、よく分からなかったのですが、「シリアルキラー」という言葉が何度も出てくるので、自分に都合の悪い人間を上手く始末してるのかも知れません。
原典の「瀕死の探偵」では、スミスは甥を殺していて、ホームズに毒の仕掛けのある小箱を送りつけてきます。ホームズはスミスを罠にかけるために毒にやられたふりをし、スミスを呼びつけて自白するように仕向けます。
ドラマでは、スミスの娘が依頼に来た女性とは別人だったことを発端に、錯乱したシャロがスミスにメスを突きつけ、ジョンに殴られてスミスの病院に入院するという流れになっています。
原典を考えると、メスのくだりはシャロがあらかじめ計画していたことのようにも思えますが、ジョンにあれだけ殴られたり蹴られたりするっていうのは予想外だったのでは。
「僕は彼の妻を殺した」というシャロに、「ああ、そうだ」と答えるジョン。
シャロの表情がつらいです；；
そんな危ないヤツの病院に入院するっていうのもちょっと変なので、自分を囮にして、スミスに尻尾を出させる作戦だったのかも。ジョンが現場を押さえるのも原典と同じですし。
でもほとんど死にかけてたので危険すぎです＞＜
これを機会に、シャロとジョンは二人だけで話す時間を持ちます。メアリーの幻に背中を押され、ジョンは、シャーロックがメアリーを殺したと言ったのは八つ当たりだったことを認め、浮気のことを正直に話して、涙を流します。
シャロは「大丈夫だ」と言ってジョンを優しく抱きしめます。
この時のシャロの台詞「It is what it is.」 ですが、「それが現実さ」という意味らしいのですが、そう訳すとつながらないので、もっといい訳し方ないでしょうか。「しょうがないさ」とか、そんな感じでしょうか？
シャロにとってジョンは無条件に受け入れるべき存在なんだなって思いました。この時のシャロはまるで聖母ですね。ジョンも今までシャロの前で自分の弱い所を見せずに来たけれど、このシーンで、お互いが精神的支柱であることがはっきりと分かります。
さて、いつものボーイズに戻った二人ですが、シャロが誰もいない部屋に「メアリー」と話しかけたので、シャロもメアリーの幻を見ていたんですね。メアリーの存在、大きすぎます。でもジョンには、これまでのこと、メアリーじゃなくて自分で気づいて行動してほしかったです。
ジョンが通っている新しいセラピストですが、何とこれがジョンの浮気相手であり、スミスの娘になりすましていた人物であり、しかもホームズ兄弟の秘密の妹であるユーロスだったのです。ジョン、声で気づかないんでしょうか＾＾；シャロはもしかしたら小さい時に会ったのが最後だったのかも知れませんが。３のラストで「東風が来る」と言われていたのがこの人だったんですね。
ホームズ家に、変わり者ばかり集まるって…ご両親いたって普通みたいですが。ホームズ兄弟に妹がいたなんていう設定より、従妹ぐらいにしておいてくれた方が嬉しいです＾＾；
ラストにジョンに向けて発砲ていうのも意味が分からないし。まあ、当たってないとは思いますが。
シャロにアイリーンからメールが来たり、マイクロフトとスモールウッドに進展がありそうだったり恋愛エピも盛り込んできて、大サービスの回でした。でも、マイクロフトにそういうのが必要か疑問なんですが（笑）
残るは妹の謎と、シェリンフォードですね。すべて伏線が回収されるっていう話なので楽しみです＾＾
