ゲーム・オブ・スローンズ 第7章

ゲーム・オブ・スローンズ」第7章、放送中です。
ネタバレありますので、これからご覧になる方はご注意下さい。

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第6章ではドラゴンを従えた女王デナーリスの元を北の王ジョン・スノウが訪れ、壁の向こうから迫る死の軍団を防ぐために共に戦おうと提案します。デナーリスの「王の手(宰相)」ティリオンは、タイレル家他と手を結ぶことを助言しますが、王都の女王サーセイとラニスター家はタイレル家と戦い、討ち滅ぼしたために、その計画は頓挫します。

今までどんなにメインの登場人物でも、愛すべき人間でも、惜しげもなく殺してしまう驚くべき展開は、次は誰が死ぬのか…とファンも戦々恐々としてると思います。
私はティリオンが好きなので、生き残ってほしいですね。暴走するデナーリスを諫め、良い女王へと導くことができるのは彼だと思ってるので。

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ネッド・スタークの子供たち、ずっと離ればなれになっていたのが、1人、また1人と居城ウィンターフェルに戻って来て再会するのは嬉しいですね。それぞれ過酷な運命を辿って来ているだけに、「やっと会えたんだな…」と観ている側としても感動です。

5話まで観ましたが、何と言ってもハイライトは4話のドラゴンに乗ったデナーリスとドスラク人の騎馬隊が、ラニスターの軍隊と戦うシーンでしょう。
その迫力は映画を超えます。さすが、1シーズン10億ドルをかけるというドラマですね。ラニスターは王都を守る訓練された兵なので、ドスラク人もそのままでは互角だったと思いますが、何もかも焼き尽くすドラゴンの火の迫力と来たら!今まで観た映画のドラゴンの中でも一番の恐ろしさだと思います。あれを見たら走って逃げそうなものですが、ブロン、一矢を報いましたね。
デナーリス達には勝ってほしいけど、ジェイミー・ラニスターとブロンには死んでほしくないので複雑な心境です^^;

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ジョン・スノウの親友サムウェルの父親であるターリー家のランディルと、弟のディコンはラニスター軍に参加していましたが、勝敗が決した後、デナーリスにひざまずくことを拒んだためにドラゴンの炎に倒れます。ディコン、気概のある戦士だったのに残念です。ティリオン、デナーリスを止められなかったので、後で他の人からちくちく言われてましたね。ティリオン自身、一番気にしてたことだと思いますが。

ジョラー・モーモントは病をサムウェルに治してもらって、愛するデナーリスの元に戻って来ます。ジョラーはターリー家の者に恩があるのに、デナーリスがその家族を殺してしまうって皮肉ですね。
帰って来たばかりなのに、デナーリスの命令に志願してまたも旅に…。

ロバート王の落とし子であるジェンドリーがひさびさに登場。行方知れずだったのですが、サーセイの足元の王都で大胆にも働いてました。ジョン・スノウ側の一員として、これから活躍してくれそうです。

全7話ってことはあと2話しかないんですね。まだまだ話が膨らんでるので、短すぎる気がするんですが…第8章で終わりだそうなので、8章はせめて10話くらいは続いてほしいです。