Starter for 10  監督 トム・ヴォーガン

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ブライアン(ジェームズ・マカヴォイ)は、小さい頃から父親とクイズ番組を楽しみ、それが彼にとっての良い思い出でした。
大学対抗のクイズ番組、「ユニバーシティ・チャレンジ」に憧れ、挑戦者募集の張り紙を見て、クイズ部に飛び込みます。

マカヴォイくん、顔も髪型もかわいい~ 27才ですが、じゅうぶん大学生に見えます

そして、クイズ部で待ち受けていたのが我らがベネさん、パトリック・ワッツ部長です。ぴちっと七三に分けた頭、ダサめのファッション、上から目線のしゃべり方(笑)
かわいい~ (え、変ですか?笑)
この時ベネさんは30才。「アメイジング・グレイス」と同じ年の撮影なのですが、そちらの方が若く見えます^^;でも、ベネさん、絶対ワッツ部長楽しんでますね(笑)
 
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        アメイジング・グレイスのピットさん。
 
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             ワッツ部長(笑)

きっと誰よりもクイズ部の活動に打ち込んで来たと思われるのですが、実力は今ひとつ。本番に弱いタイプなんですね。
昨年の番組でも、自分の失敗で負けるという悔しい思いをしていました。その録画をみんなと一緒に観ながら、その時の悔しさを思い出してハンドグリップを握りしめるワッツ部長(笑)でも、その映像をわざわざ見せて、雪辱を果たそう!と呼びかけるあたり、なかなか立派な部長じゃないですか^^
 
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ブライアンは選考試験の答えをアリス(アリス・イヴ)に教えてしまったため、自分は補欠に。でも、出場する部員の1人が事故に遭ったために代わりに出場することになります。

ブライアンはクイズ以外でも、大学生活を謳歌してます。
アリスと、政治活動?に興味のあるレベッカレベッカ・ホール)との間を行ったり来たり。アリスはドラッグをやったり、ブライアンの友達のスペンサーとデキてしまったり、わりと節操がない女の子なんですね。でも、友達とのことを知るまでは、美人のアリスの方に傾いてるところが、男って全く、っていう感じなんですが^^;
見ると、女性2人の名前が、役名と同じですね。

番組本番の前日、パーティでワッツ部長とスペンサーが大ゲンカ。
腕をぶんぶん振り回す、子供のケンカ風パンチに爆笑(笑)部長は殴られて左目が腫れてます^^;
その上、この夜、アリスとスペンサーの関係を知り、ブライアンは大ショックです。
そんな状態のまま、いよいよクイズ番組本番へ…。

本番での自己紹介の時、腫れた左目を、顔を傾けて隠しながら挨拶する部長がかわいい(笑)
他大学とのクイズでの競り合いはなかなか見応えがあります。ワッツ部長もがんばってるじゃないですか^^
 
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   出題者役のゲイティスさんを真ん中に、クイズ部のメンバー。

この後、予想通りの事件が起こるのですが、それは観てのお楽しみということにしておきます。

クイズ番組出場というイベントはあるものの、ごく普通の大学生活を通して、恋や挫折や人間的な成長を描いている作品で、奇をてらわず身近に感じられる内容だったと思います。ブライアンがお母さんとその恋人の関係を受け入れるところも好きでした^^
タイトルの意味も、最後まで観ると、なるほどなあと思います。

できれば部長、ラストにもう一度出てきてほしかったですね。
かっこいい所はほとんどないんだけど、この役大好きです^^
ベネさん、ロマコメやりたいって言ってたけど、ぜったいコメディ合うと思います^^
あ、でも、ライアン・ゴズリングみたいに女性をうっとりさせる役がやりたいんでしたっけ…(笑)
確かにそういう役って観たことないから、楽しみにしてます